光線を1本ずつ確かめる
光線図 凹面鏡
いま、どんな像ができる?
像と計算結果を隠しています。
像はどちら側にできる? 向きと大きさは? 光線を手がかりに予想し、「像と結果を表示」で確かめましょう。
はじめての方へ · 図の見方と使い方
① 左の設定で鏡・レンズを選びます。② スライダーを動かすか、数値を直接入力します。③ 光線の交わる場所と像の変化を観察します。数値は 0.1 cm 刻みで指定でき、Enter キーでも確定できます。
青い矢印が物体、桃色の矢印が像。物体の先端から出た光線を描いています。実線は光が進む道筋、破線はその延長です。線上の矢印は光の進む向きを表します。虚像の矢印も破線で示します。
実像は光が実際に集まってでき、スクリーンに映せます。虚像は光線を延長した先に見える像で、その位置にスクリーンを置いても映りません。正立は物体と同じ向き、倒立は上下が逆の向きです。
「まずはここを比較」で、焦点距離に対する物体の位置を切り替えられます。凸面鏡・凹レンズの焦点は虚焦点なので、「1倍」を選んでも物体を焦点に置いたことにはなりません。
授業では「像と結果を表示」を外して予想し、光線を順に表示して確かめてください。「像まで自動で表示」を外すと、像の動きによる表示範囲の変化を抑えられます。図の縦・横の縮尺は独立して調整されます。
この HTML ファイルだけで動き、インターネット接続は不要です。「図と結果を印刷」は現在の設定で印刷します。計算過程も印刷したいときは、隣の説明を開いてください。
計算式と符号の約束
鏡・レンズに共通して、次の式で計算します。
像の高さは h′ = m × h。大きさの倍率は |m| です。
- a
- 物体までの距離。ここでは実物体を扱うので常に正。
- f
- 凹面鏡・凸レンズは正。凸面鏡・凹レンズは負。
- b
- 実像は正、虚像は負。鏡では物体側を正、レンズでは物体と反対側を正に取ります。
- m / h′
- 正なら正立、負なら倒立。画面の左右を表す符号ではありません。
画面の座標 x は鏡の頂点/レンズの中心を 0 とし、右が正です。像の距離 b と座標 x は別の量です。
球面鏡では曲率半径の大きさ |R| = 2|f|。このモデルは近軸近似・薄いレンズの式に基づく理想化です。球面収差やレンズの厚さ、実際の開口は扱いません。形状・角度は模式的に描いています。
参考:OpenStax:球面鏡 / 薄いレンズ